◆プロレスリング・ノア「KAWASAKI SUMMER VOYAGE 2025」(11日、神奈川・カルッツかわさき)観衆1757
プロレスリング・ノアは11日、神奈川・カルッツかわさきで「KAWASAKI SUMMER VOYAGE 2025」を開催した。
第6試合で元GHCヘビー級王者で今年1月から両膝の手術で欠場していた潮崎豪の復帰戦が行われた。
7か月ぶりの一戦で潮崎豪はALL REBELLIONの晴斗希と9月に行われる「N―1 VICTORY 2025」出場者決定戦で対戦したが、12分03秒、デルフィンスペシャル1号で晴斗希に3カウントを許し復帰を飾ることはできなかった。
「N―1」出場も逃した潮崎は、試合中におびただしい鼻血を負い痛々しい姿でバックステージに現れ「正直、N―1というのは、俺はこういうのは言っていいのか分からないですけど、二の次だから。まずは自分の足で花道を歩いて、自分の足でリングに立って、自分の足で試合して、自分の足でリングを降りる。そして歩いて帰る。それができた。それだけでもね、今日は復帰した意味がありましたよ」と前を向いた。
ヒザの状態は「万全じゃないと俺は上がらないし、万全じゃないと俺は復帰しないから。それは今日、俺がリングに立ってリングで試合した。それが結果だと思います」と明かし「今日、復帰して、負けはしましたけど、あれだけ応援してくれるTEAM NOAHのみんな、ファンのみんながついてくれてるっていうことだけでも俺の中では一番心強かったし。カルッツかわさき、川崎の熱というものをもっと全国に持っていきたい、もっと全国に広めていきたい。そういう気持ちになりましたよ。本当に今日来てくれたファンの皆さんに感謝ですよね」と見据えていた。
勝利した晴斗希は「僕にしかできない夏、この夏を熱くしてみせます。初出場・初優勝するのは晴斗希だ」と絶叫していた。
◆8・11川崎大会全成績
▼GHCタッグ選手権試合
挑戦者組・○マサ北宮、杉浦貴(20分46秒 ストラングルホールドγ→レフェリーストップ)王者組・征矢学●、稲葉大樹
▼スペシャルシングルマッチ
○高橋ヒロム(12分46秒 TIME BOMB→体固め)菊池悠斗●
▼潮崎豪復帰戦 N―1 VICTORY 2025 出場者決定戦
○晴斗希(12分03秒 デルフィンスペシャル1号)潮崎豪●
▼タッグマッチ
○大原はじめ、小峠篤司(9分58秒 ムイビエン)タダスケ、オオワダサン●
▼8人タッグマッチ
丸藤正道、拳王、モハメド ヨネ、○近藤修司(10分07秒 横入り式エビ固め)OZAWA、ジャック・モリス、ダガ●、ヌル
▼8人タッグマッチ
清宮海斗、○ガレノ、アレハンドロ、カイ・フジムラ(10分18秒 ガレノスペシャル→エビ固め)佐々木憂流迦、遠藤哲哉、HAYATA、小田嶋大樹●
▼3WAYマッチ
○スペル・クレイジー(4分11秒 横入り式エビ固め)ブラックめんそーれ●、谷口周平
▼6人タッグマッチ
Eita、○AMAKUSA、宮脇純太(8分43秒 開国→エビ固め)ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ、カリブス●