◆全日本プロレス「熱闘!サマーアクションウォーズ2025」(長野・エア・ウォーターアリーナ松本)観衆1596
全日本プロレスは10日、長野・松本市のエア・ウォーターアリーナ松本で「熱闘!サマーアクションウォーズ2025」を開催した。
世界ジュニアヘビー級選手権は、王者・吉岡世起がジュニア戦士最強を決めるリーグ戦「ゼンニチジュニア・フェスティバル」で優勝した青柳亮生と3度目の防衛戦を行った。
青柳亮はふるさとの松本で2023年5月以来となる3度目の王座奪還に挑んだ。試合は、攻守が瞬時に入れ替わるハイレベルな展開に突入。最後は挑戦者がムーンサルトプレス2連発からファイヤーバードスプラッシュで吉岡を破り王座奪還に成功した。
ベルトを取り戻した青柳亮は「来たぜ。ついに帰ってきたよ、世界ジュニアが」と喜びを表した。リーグ戦を制し文字通りゼンニチジュニア最強となったが「でも、ここからだね。ジュニアヘビー級主体の大会は幕を閉じ、また王道トーナメント。別にジュニアヘビー級がエントリーしているわけじゃないんで、そういうところで何ができるか、じっくり考えていきたいと思います。今日はこの喜びに浸りたいと思います」と明かした。
ふるさとの松本での戴冠に「松本でタイトルマッチを持ってくることを目標にやってきましたし、やっと実現して、しかもとれちゃいましたからね。松本市観光アンバサダーとしても、いい仕事をしたんじゃないですかね。しかし、さらに松本市の、全日本プロレスの、ゼンニチジュニアの青柳亮生が盛り上げていくんで、注目しておいてください」とPRした。
敗れた吉岡は「オレは何回でも何回でも前に立って、強敵として前に立ちふさがってやるからな」とベルト奪還を誓った。
◆8・10松本全成績
▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○鈴木秀樹(4分55秒 スリーパーホールド)井上凌●
決着時間
▼全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
王者組・大森北斗、羆嵐、○他花師(10分39秒 パイナップルボンバー→片エビ固め)挑戦者組・越中詩郎、黒潮TOKYOジャパン●、立花誠吾
▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○ライジングHAYATO、田村男児(8分29秒 高角度後方回転エビ固め)”ミスター斉藤”土井成樹、セニョール斉藤●
▼第4試合 ゼンニチ本隊 vs HAVOC 6人タッグマッチ 30分1本勝負
芦野祥太郎、○ザイオン、オデッセイ(11分05秒 ダイビングヘッドバット→片エビ固め)宮原健斗、デイビーボーイ・スミスJr.、MUSASHI●
▼第5試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
○綾部蓮、タロース(15分14秒 デスルーレット→片エビ固め)本田竜輝●、関本大介
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○挑戦者・青柳亮生(20分54秒 ファイアーバードスプラッシュ→片エビ固め)王者・吉岡世起●
▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○王者・斉藤ジュン(21分57秒 Days Gone→片エビ固め)挑戦者・青柳優馬●