◆プロレスリング・ノア「KAWASAKI SUMMER VOYAGE 2025」(11日、神奈川・カルッツかわさき)観衆1757

 プロレスリング・ノアは11日、神奈川・カルッツかわさきで「KAWASAKI SUMMER VOYAGE 2025」を開催した。

 セミファイナルで新日本プロレス「無所属」の高橋ヒロムが道頓堀プロレスの菊池悠斗と一騎打ちし12分46秒、TIME BOMBで勝利した。

 当初、ヒロムは、今大会でYO―HEYの「GHCジュニア王座」に挑戦が発表されていたが、王者が左目眼窩底骨折で欠場。代わりに対戦に名乗りを上げた菊池とシングル対決した。

 試合後、YO―HEYがリングインしケガの回復を明かし9・8後楽園ホールで仕切り直しのタイトルマッチを要求。ヒロムは受諾した。両者の意向を受けノアは大会後に9・8後楽園ホールでのタイトル戦を発表した。

 バックステージでヒロムは菊池戦を「悪いけど試合中にも言ったけど、NOAHの人間とやったとは思っていません。NOAHの魂はあるのかもしれないけど、お客さんからもそんな認められてんだったら、それはそれで素晴らしいと思う。でも俺が求めてるのはこれじゃない。違うんだよ。これじゃないんだよ。菊池選手、面白かった。凄く楽しかった。

でも俺はNOAHを味わいに来たんだ」と不満を漏らした。

 そして、9・8後楽園ホールでのGHC挑戦に「YO―HEY選手、何よりですよ。よかった。仕方なく復帰するんじゃなくて、ちゃんと120パーセントの状態で9月8日、後楽園ホール来てくださいね。もし、それができないのであれば、もっと休んでてください。そのメドが立ったからリングに上がったんだと思ってます。いやあ、楽しみだなあ。ついに、ついにか。NOAHを味わうときがきました」と胸を高鳴らせた。

 迎え撃つYO―HEYは「言わせてもらった通り9月8日の後楽園ホールでヒロムちゃんもOKしてくれましたね。復帰、そして防衛戦として高橋ヒロム選手、ペロン!させていただきます」と防衛を宣言していた。

 ◆8・11川崎大会全成績

 ▼GHCタッグ選手権試合

挑戦者組・○マサ北宮、杉浦貴(20分46秒 ストラングルホールドγ→レフェリーストップ)王者組・征矢学●、稲葉大樹

 ▼スペシャルシングルマッチ

○高橋ヒロム(12分46秒 TIME BOMB→体固め)菊池悠斗●

 ▼潮崎豪復帰戦 N―1 VICTORY 2025 出場者決定戦

○晴斗希(12分03秒 デルフィンスペシャル1号)潮崎豪●

 ▼タッグマッチ

○大原はじめ、小峠篤司(9分58秒 ムイビエン)タダスケ、オオワダサン●

 ▼8人タッグマッチ

丸藤正道、拳王、モハメド ヨネ、○近藤修司(10分07秒 横入り式エビ固め)OZAWA、ジャック・モリス、ダガ●、ヌル

 ▼8人タッグマッチ

清宮海斗、○ガレノ、アレハンドロ、カイ・フジムラ(10分18秒 ガレノスペシャル→エビ固め)佐々木憂流迦、遠藤哲哉、HAYATA、小田嶋大樹●

 ▼3WAYマッチ

○スペル・クレイジー(4分11秒 横入り式エビ固め)ブラックめんそーれ●、谷口周平

 ▼6人タッグマッチ

Eita、○AMAKUSA、宮脇純太(8分43秒 開国→エビ固め)ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ、カリブス●

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