デビュー20周年を迎え、年末までの期間限定で活動する5人組ロックバンド「Aqua Timez」の太志が詩写真集「同じ窓から見た違う月」(MOGURA ENTERTAINMENT、税込み3300円)の発売イベントを開催し、400人以上のファンと交流した。
太志の言葉と、同じく1980年生まれの写真家・川島小鳥さんの写真を融合させた1冊。
「Aqua Timezのボーカルとして、詩写真集を出せることに意味がある。解散して悲しい思いをさせてしまった方々も喜んでくれると思う」。2005年8月24日にデビューミニアルバル「空いっぱいに奏でる祈り」を発売して20年となる。「まさに20年前、渋谷のタワーレコードに来たら1、2枚しかなかった。当時25歳の自分は『この世界って甘くないんだな』『これが現実か』と憂鬱になった。それから始まった」としみじみと語った。
昨年夏に再結成してから新曲リリース、全国ツアー、フェスなど精力的に活動している。30、31日には東京ガーデンシアターで20周年ライブを開催する。「これまでの中で一番、忙しい日々かもしれないけど、楽しいです。今年は集大成だと思っている。(30、31日のライブは)ハッピーな空間にしていきたい」と充実感を漂わせた。
「同じ窓から見た違う月」は22日に発売して、早くも重版が決定。今後、大阪でもお渡し会を予定している。