秋元康氏プロデュースの昭和歌謡グループ「MATSURI」が23日、東京・J:COMホール八王子でグループ初となる全国ツアー(全国4都市10公演)の最終公演を迎えた。

 会場には昼夜2公演でグループ最大規模となる4000人が集結し、松岡卓弥は「こんなに素晴らしい景色を見られる人生だったとは思ってなかった」としみじみ。

柳田優樹は「まさかこの規模でライブができるようになるとは思わなかった。(結成から)この2年間でこれだけ大きくすることができたのは本当にファンの皆さんに感謝の思いです」とかみ締めた。

 ステージでは「アヴァンチュール中目黒」など全21曲をパフォーマンス。この日発表した「アガベの花」(10月8日発売)も初披露し、松岡は「秋元先生の歌詞って毎回『こういう表現してくださるんだな』って(感服する)。天才です」と感謝した。

 6月にスタートした今ツアーは全体で計9000人を動員。柳田は「今の段階で応援してくださってる皆さんがこんなに盛り上がってくれるってことはやっぱり(日本)武道館の夢も見られるんじゃないかと。武道館に立ちたいと思っていますし、紅白も出たいです」とさらなる夢を描き、松岡も「みんなで夢をかなえてもっと素晴らしい景色を見に行きたいです」と高みを見据えた。

 9月14日には東京・明治座で兄弟グループ「SHOW‐WA」との合同コンサートも開催予定。この日の夜公演ではアンコールでSHOW‐WAの6人も登場し、鈴木渉は「僕たち6人では出せない、また違う色を出せると思う。SHOW‐WAに力を借りつつ、僕たちも何かサポートできる部分があればサポートしたい」と誓った。

編集部おすすめ