なにわ男子・藤原丈一郎、女優・本田望結が10月12日放送開始のテレビ朝日系ドラマ「すべての恋が終わるとしても」(ABCテレビ制作、日曜・後10時15分)に出演することが23日、分かった。

 藤原と本田は幼なじみでありながら、なかなか一歩を踏み出せない間柄を演じる。

藤原は「大切な人や周りにいる人への感謝の気持ち、当たり前が当たり前じゃないことを再認識できる心がグッとくる作品」と見どころを紹介。本田は「私の恋愛の教科書の1つが、小説『すべての恋が終わるとしても』です」と原作ファンであることを明かし「マネジャーさんからお話を伺った時、『運命の巡り合わせってあるんだなぁ』と思った」とオファーを喜んだ。

 ダブル主演の葵わかな、神尾楓珠演じる、高校の卒業式に付き合いはじめた同級生の男女と、彼らを取り巻く人物たちも含めた8人の男女が織り成す“忘れられない恋”を描く切ないラブストーリー。藤原、本田の他、「とある秘密を抱える、特別な関係の高校生」という間柄で俳優・山下幸輝、女優・大塚萌香、「恋の酸いも甘いも知る、アンバランスな社会人」という間柄で俳優・白洲迅、女優・市川由衣も出演する。

以下、新たに出演が発表された6人のコメント

藤原丈一郎「恋愛には様々な形があり、同じ恋愛は存在しないなと感じると同時に、寂しさや切なさ、様々な感情が込み上げてくる印象の作品でした。僕が演じる西颯は、真っすぐで真面目な友達思い。ただ恋愛に関しては、その真面目さが考えすぎる方向にいってしまい、前に進めない時も…。大切な人や周りにいる人への感謝の気持ち、当たり前が当たり前じゃないことを再認識できる心がグッとくる作品です。ぜひ、楽しみに待ってて下さい」

本田望結「私の恋愛の教科書の一つが、小説『すべての恋が終わるとしても』です。マネージャーさんからお話を伺った時、『運命の巡り合わせってあるんだなぁ』そう思いました。台本を読んでいる時も、撮影中も、そう感じる瞬間が何度もあります。皆さんと『共感』という感情で一つになれるよう、一つ一つのシーンを、言葉を、大切に、大崎莉津を生きます。

皆さんがどのシーンに共感してくださるのか、放送を心待ちにしております!」

山下幸輝「きっと見ていただける方に共感していただけるものだと思います。変わってしまったことやそれでも変わらないもの、忘れられない恋がまた自分を変える。あの日のまぶしさや今感じる切なさを大切に演じたいなと思いました。蒼は読書が大好きで些細なことや当たり前のことに特別を感じるピュアで穏やかな子だと思います。僕自身のあの頃と良く似ていると思います。放送は10月でまだ少し先ですが楽しみにしてもらえたらうれしいです。この作品で皆さんも僕自身も何げない明日の活力になってくれたら幸いです」

大塚萌香「切なくも様々な世代の方に共感していただける、そんな作品だと思いました。何かの終わりは何かの始まり。すれ違いや悲しみを乗り越えて、その時に本当に大切なものが見えてくるのだと考えさせられました。私が演じる沙知はとても積極的で活発な女の子なのですが、その裏にある複雑な感情に胸を締め付けられます。それぞれの恋愛模様に苦しくなる瞬間もあると思います。たくさん共感していただけると思うので、この作品を皆さまに届けられることを楽しみにしています!」

白洲迅「恋が終わった後はどうなるのでしょう。

恋が終わるからといって、その瞬間に縁が切れるわけではないし、恋の終わりから何かが始まることもある。僕が演じる野北は、恋を通じて、たくさんの失敗をして、様々な気づきを得ていく人だと思います。丁寧に演じていきたいと思います。すべての恋が終わるとしても…このタイトルの後にどんな言葉が続くのか、皆さんそれぞれの言葉を思い浮かべて、ご覧になっていただけたらうれしいです」

市川由衣「原作の140字でつづられたいくつかのお話がドラマの脚本に落とし込まれているので、ひとりひとりの台詞(せりふ)が印象的に感じました。それぞれの人物の角度から描かれているので、読み進めていくうちに伏線回収されたり思いもよらぬ展開もあり、とても切なく心つかまれる脚本だと思いました。郁子は自由奔放でつかみどころのない女性の印象を持ちましたが、郁子の過去や実際に演じながら向き合っていくうちに嘘がつけない、正直な人だと感じました。皆さんの心の中にある、大切な人との宝物のような記憶に思いをはせながら楽しんでいただけたらと思います」

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