◆第39回セントウルS・G2(9月7日、阪神競馬場・芝1200メートル)1週前追い切り=8月28日、美浦トレセン

 23年スワンS以来の重賞2勝目を狙うウイングレイテスト(牡8歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー)は、主戦の松岡正海騎手を背に、Wコースで前の僚馬2頭を目標にする形。スムーズな脚さばきで最後の直線に向くと、ワンダーレイザー(3歳未勝利)と併せ馬の格好となり、余力たっぷりに81秒4―11秒5で併入した。

 畠山調教師は「前の馬に最後は並ぶところまで行けていたし、以前ほどやらなくてもいいと松岡ジョッキーと話していました」と順調ぶりをうかがわせた。前走のアイビスSDでは10番人気の低評価ながらも3着と健在をアピール。「今回はG1を目指す馬たちも出てきているので相手は強くなるだろうけど、思いのほか元気。開幕週のいい馬場でやれるのはいいと思うし、関西圏への輸送も全く問題ない」とトレーナーは力を込める。

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