◆第1回中京2歳S・G3(8月31日、中京競馬場・芝1400メートル)

 今週2重賞の出走馬が28日確定。第1回中京2歳S・G3(31日、中京)で田口貫太騎手(21)=栗東・大橋厩舎=はタマモイカロスに騎乗。

先週JRA通算100勝を達成した勢いでJRA重賞初勝利をつかむ。

 節目の記録達成の勢いに乗り、進化を続ける3年目の若武者がJRA重賞初制覇に挑む。23日の中京12RでJRA通算100勝を挙げた田口は一つの区切りを迎えて「達成できて良かったなと思うし、もっともっと勝ち星を積み重ねられるように頑張りたい」と気を引き締めた。

 3月2日に地方の勝利数と合わせて101勝に達し、減量特典の適用が終了。4、5月は月間2勝と壁にぶつかったが、今春から西塚、岩田望の紹介で理学療法士の監修のもと、肉体改造に着手した。毎週火曜日に、騎乗姿勢の安定に重要な腸腰筋や背筋を鍛えるトレーニングなどをこなし、フィジカル面を強化。「あまり意識していなかった部分もあり、新しいことを取り入れられている。その効果が騎乗にも少しずつ出ているんじゃないかと思う」と成長を実感する。8月はここまで5勝を挙げ、再び飛躍への足がかりをつかんでいる。

 先週の新潟2歳Sは2着。今週はキャリア3戦のタマモイカロスと参戦する。初騎乗だが映像で特徴を把握し、「レース自体は堅実。

リズム良く走れればいい脚を使ってくれるのでは」とイメージ。「自分のことは気にせず、馬の能力を全て発揮できる競馬ができれば。そのなかで自分の結果がついてくるように」。地道な努力に裏付けられた自信を胸に、平常心でタイトルを奪取する。(山本 理貴)

 減量卒業しても丸刈りはそのまま

 ○…気になるのは、もはや田口のトレードマークとなった丸刈りからの卒業。通算100勝を機にヘアスタイル変更の可能性も示唆していたが、「まだ師匠(大橋調教師)と話していないので分からない。金髪にしたいとか冗談で言っているけど、普通に伸ばして普通の髪形でいい(笑)」。とりあえずは現状維持の方向だ。

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