◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 井上尚弥―ムロジョン・アフマダリエフ(9月14日、IGアリーナ)

 米興行大手「トップランク」社は30日、9月14日にWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=との防衛戦に臨む世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=とWBC世界フェザー級(57・1キロ以下)王者スティーブン・フルトン(31)=米国=の“エール交換”の様子をSNSで伝えた。

 2023年7月に対戦した2人。

井上が8回TKO勝ちしてWBC、WBO世界王座をフルトンから奪取するなど、グラブを交えたライバルだった。フルトンは29日までにXで「Going with Inoue to beat MJ duck ass(おしりの大きいMJ=アフマダリエフのこと=を倒すためにInoueが順調だ)」というメッセージを出すと、井上がこれに対して「all right(任せとけ)」と呼応。フルトンはこれにリプライをしている。トップランク社は2人の写真に、このやりとりを載せて紹介した。

 井上は29日、自身のXやインスタグラムなどSNSで「9月14日に向けて仕上がりつつある身体。テクニックもフィジカルも負けないトータル作りを完成させる。待ちきれない」などと投稿し、写真でムキムキに仕上がったボディーを披露した。これにはファンを初め、多くの海外メディアも反応。1909年創刊と世界で最も歴史のある英国「ボクシング・ニュース」や米国で最も権威のある専門メディア「THE RING」などは仕上がりボディーの写真をSNSにアップ。リング誌は『体は9月14日に向けて仕上がっている。待ちきれない』などと投稿した。

 井上はここまで、「キャリア最大の強敵」との対戦に備え、23年4月にアフマダリエフを判定で下してWBA・IBF世界スーパーバンタム級王者となったマーロン・タパレス(フィリピン)をスパーリングパートナーとして招へいして実戦練習を重ねてきた。

さらに名門・帝拳ジムに所属する東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士、WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム王者・村田昴、日本バンタム級王者・増田陸、WBOアジアパシフィック・フェザー級王者・藤田健児ら豪華サウスポー陣ともスパーリングを重ねており、8月上旬には自身13年ぶり、プロでは初めての出稽古を敢行、帝拳ジムでスパーリングを行うなど意欲的な調整を続けている。

 戦績は井上が30戦全勝(27KO)、アフマダリエフが14勝(11KO)1敗。

 試合はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で無料生配信される。

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