テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は3日、日本人よりも多く休みながら賃金が高いドイツの働き方を特集した。

 これは、日本が2023年に名目GDP(国内総生産)がドイツに抜かれ世界第4位となりドイツとの差が広がっている現状を受け、ドイツに抜かれた理由のひとつに働き方の違いにあると伝えたもの。

 スタジオでは日本とドイツの比較表を紹介。それによると人口は日本が約1億2300万人でドイツは約8400万人だった。

 コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、人口の比較を受け「あんまり、僕ね、ドイツに抜かれたってことを日本人でネガティブに捉える必要はないと思っているんです」と提言した。

 その理由を「むしろポジティブな見方をすると、日本の人口の7割以下ですよ。68パーセントしか人口のない国で同じぐらい稼げているってことは、日本も生産性を上げれば仮に日本の人口が8400万まで少なくなったってドイツ並みのことができるってことじゃないですか。つまり、やり方をちゃんとやれば日本はまだまだ伸びるっていうことなわけですよ。だからそういうふうに考えるべきで、何か抜かれたってネガティブに考える必要ないと思います」と指摘していた。

編集部おすすめ