◇フィギュアスケート チャレンジャーシリーズ 木下グループ杯(5日開幕、関空アイスアリーナ)
ペアで昨季世界王者の「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が4日、本番会場で取材に応じた。国内で行われる国際大会。
26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンの今季、新たなフリープログラムは映画「グラディエーター」。木原は「もともと、2人とも滑りたいという話はしていた」と語った。「今回のテーマは戦いではなくて、自分たちが今まで切り開いてきた運命。自分たちの道は自分たちで切り開く、そういうテーマ」。三浦は「コーチにも、毎日『練習が五輪だと思ってやりなさい』と言われていて、その気持ちで毎日やっています」と思いを明かした。
22年北京五輪は、日本勢初の7位入賞。23年には同じく初めて世界選手権で優勝するなど「りくりゅう」で道を切り開いてきた。木原は「先シーズンは初戦から全力で臨みすぎて空回りしてしまったので。楽しんで、一つ一つの技に自信を持てるようにしていきたい」と、自然体での今季初戦を見据えた。