◆第25回サマーチャンピオン・Jpn3(9月4日、佐賀競馬場・ダート1400メートル、良)

 ハンデ戦で行われた短距離の短距離のダートグレード戦は10頭(JRA5頭、佐賀2、他地区3頭)で争われ、岩田望来騎手が騎乗し、単勝2番人気に支持されたJRAのヤマニンチェルキ(牡3歳、栗東・中村直也厩舎、父フォーウィールドライブ)が勝った。道中は前を見る形で進め、3番手で直線に向くと、しっかり脚を伸ばして差し切った。

前走の北海道スプリントCから連勝で重賞2勝目を挙げた。3歳馬の勝利は05年アグネスジェダイ以来、20年ぶり2頭目。

 勝ち時計は1分26秒9。2着は1番人気でJRAのエンペラーワケア(川田将雅騎手)、3着は7番人気で兵庫のエコロクラージュ(小牧太騎手)が入った。

 岩田望来騎手(ヤマニンチェルキ=1着)「ちょっとヒヤヒヤしたんですけど、勝ててほっとしてます。(前走は1200メートルで、今回岩田望騎手はテン乗りでしたが?)思った以上に馬の進みが良すぎて前半ちょっと折り合いに苦労したんですけど、最後馬が一踏ん張りしてくれたと思います。(展開は?)前半苦労したぶん、最後どうかと思ったんですけど、4コーナーから直線向いたときにはもう一つ踏ん張れて、すごい勝負強さを見せてくれました。たぶん1400メートルは少し長くて、スプリントが一番向いていると思うので、ぎりぎりの戦いだったと思うんですけど、よく頑張ってくれました」

編集部おすすめ