★阪神3R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ソコトラ
初戦は1400メートル戦で11着と惨敗。3か月の休養を挟んだ2走前は0秒9差の10着、続く3戦目も0秒8差の6着と着実に良化しつつある。
前走は発馬直後に外によれる不安定な発進でも初めて先行する積極策。最後はジリ脚になったが、小柄な馬だけに3キロ減騎手ならひと押しが利く可能性は大きい。
激走馬にピックアップされた要因は「ペースメーク力が高い」と「上位騎手騎乗」。後者の田山旺佑騎手がバイタルジョッキーにも選ばれている点も後押しになる。
★札幌7R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ジョリーレーヌ
昨年6月の東京で新馬戦を上がり3ハロン33秒9の切れ味で勝利。2戦目の新潟2歳Sで5着に健闘した後は5か月の休養を挟み、年明けは2戦はひと息の状態だった。
前走のアネモネSは最後の急坂に差し掛かったあたりから伸び悩んだものの、6着でも勝ち馬からは0秒2差の大接戦。そこから6か月の休養で立て直してきた。
今回の激走馬に挙がった要因は「近走着順から期待高」と「性別補正で浮上」の2点。長期休養明けでも仕上指数は高い数値を算出するなど距離短縮で変わり身はありそう。
★札幌12R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=レボルシオン
前走が約1年ぶりの出走となったキタサンブラック産駒。今回と同じ舞台で0秒4差の4着に健闘したが、さすがに長期休養明けの影響が垣間見られた再始動戦だった。
スタートがひと息で4角でも反応が鈍かったが、エンジンがかかってからは馬群の狭いところを割って盛り返してきただけに叩いた上積みを加えれば良化する余地は大いにありそう。
激走馬の要因としては「馬体重あり馬格上位」と「能力指数が上位」。特に後者は、前走の能力指数が出走メンバーでトップ3に入る数値を算出している点も頭に入れておきたい。