歌手の松崎しげるが6日、東京・豊洲PITでライブイベント「黒フェス2025~白黒歌合戦」を開催した。

 「歩くメラニン色素」と自称する松崎の色黒(9・6)にかけて、日本記念日協会が「松崎しげるの日」と認定した9月6日に毎年松崎が主催し、今年で11回目。

松崎は「十年一昔といいますけど、コロナ禍を乗り越えたのが思い出深い。11年目を迎えられてすごくうれしい」と笑顔。「これからも生ある限り続けます。9月6日は違う誕生日みたいなもの。好きな連中で集まって、好きな音楽を聞いて頂けるのが一番うれしい」と話した。

 ライブでは大トリで登場し代表曲「愛のメモリー」はもちろん、昨年10月に亡くなった西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」も熱唱。「ステージで彼の歌を歌うのが、一番の供養かなと思う」と盟友に思いをはせた。

 ライブにはほか加藤登紀子大友康平ももいろクローバーZら全10組が出演。ももクロは「クロ」つながりの縁で第1回から“皆勤賞”で出演している。玉井詩織は「勝手にファミリーみたいな気持ちで出させてもらっている。クリスマスと同じぐらい毎年の風物詩と考えているので、秋が近づくと黒フェスの季節だなって思う」と喜びいっぱい。高城れには「クロつながりで呼んで頂いているので、この日がいちばんももクロでよかったなって思う。

20年、30年と続いてほしいと思うし、皆勤賞、頑張りたいので見捨てないで下さい」とアピールした。

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