4日に肺炎のため亡くなった歌手の橋幸夫さん(享年82)の悲報が発表されてから一夜明けた6日、橋さんが生前所属していた「夢グループ」の石田重廣社長が6日、スポーツ報知の取材に応じ、都内の寺院で9、10日に営まれる橋さんの通夜や告別式について明かした。
葬儀委員長を務める石田社長は「橋さんはマスコミを通してみなさんに支持された方」と密葬の形式ではなく、報道陣に公開する形で故人を見送る方針を明かした。
弔辞は「橋さんの一番の弟分だった三田明さんにお願いしようと思います」という。三田は橋さんが6月に再入院した際も橋さんのことを見舞い、病床の橋さんにエールを送っていたという。また、夢グループの「二代目橋幸夫オーディション」で選ばれた「yH2」も公式Xで「二代目として、これからもより一層多くの方に、橋幸夫さんの名曲の数々が伝わっていくよう、歌い継いで参ります」と思いを語った。
石田社長によれば、橋さんの「顔は見られたくない」という遺志で著名人からの弔問は断っているが、この日までに橋さんの兄や姉、親族とは会えたという。