韓国発のボーイズグループ「RIIZE」が13日、東京・代々木第一体育館でワールドツアー東京公演の初日を迎えた。来年2月21~23日に初の東京ドーム公演を行うことをサプライズ発表。

韓国デビューから2年5か月でのドーム公演は、K―POPの男性グループでは最速となる。

 代々木体育館は、RIIZEが初めて日本で単独コンサートを行った思い出の地。アンコールのMCで、同ツアーの特別公演として東京ドームでのライブが決定したことを伝える映像が映し出されると、会場の1万1000人のBRIIZE(ブリーズ、ファンネーム)からは歓喜の悲鳴が上がった。ショウタロウ(24)は「やっと伝えられました。鳥肌が立ってます…」と大感激。「BRIIZEのおかげで夢がかないました」と感謝した。

 この日は、メンバーのウォンビン(23)が体調不良のため、椅子に座りながらのパフォーマンスとなったが、6人が一丸となってエネルギッシュなステージングを展開。日本デビュー曲の「Lucky」や最新アルバムのタイトル曲「Fly Up」など26曲を披露した。この日、24歳の誕生日を迎えたソンチャンは「今日はやっぱりBRIIZEがプレゼントですよね!?」と喜びを爆発させ「記憶に残る誕生日が過ごせた気がします」と多幸感に浸った。

 今ワールドツアーの日本公演は5都市11公演で計13万5000人を動員。特別公演となる東京ドームでは、さらに進化のステージを見せるつもりだ。ショウタロウが「パワーアップしたステージをお見せできるように頑張りたい」と意気込むと、ウンソク(24)も「次は東京ドームで会いましょう!」と再会を約束していた。

(宮路 美穂)

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