東海大静岡翔洋高陸上部に、男子400メートル元日本記録保持者で東海大の高野進監督兼短距離コーチ(64)=東海大教授=がスーパーアドバイザーとして就任したことが13日、分かった。この日は同校のオープンスクールで、来年入学を希望する中学生や同校の中高生の陸上部員に対して講義を行った。

今後は、不定期ながら同校で後進の指導に当たる。

 高野氏は吉原商高(現富士市立高)から東海大に進学。男子400メートルの第一人者として活躍し、1992年のバルセロナ五輪では決勝進出して8位入賞した。「僕も静岡出身。動けるうちに、一緒に伴走車のように走れれば」と、中高生に世界の走りを伝授する。

 今月1日から同校陸上部の指導に当たっている佐々木純監督(33)は「月1回ほど指導をいただける予定。世界を見てきた方なので指導者としてすごく心強いです」と、期待を寄せていた。

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