またも中内田厩舎から出た砂の怪物にSNSで注目が集まっている。14日に行われた阪神6R・2歳新馬(ダート1800メートル=12頭立て)は、単勝オッズ1・7倍の1番人気に支持されたウェイニースー(牡2歳、栗東・中内田充正厩舎、父イントゥミスチーフ)が1分55秒2(良)で後続に7馬身差をつけた。
発馬は少し遅めだったものの、序盤で好位の5番手に取り付いた。3コーナー過ぎから大外をまくって進出すると、楽な手応えのまま3番手で最後の直線へ。残り200メートル付近で先頭をかわしてからは独壇場。鞍上が手綱を持ったまま、後続を引き離し、7馬身差でゴールを駆け抜けた。昨年の米国キーンランド9月セールで落札額100万ドル(約1億5000万円)の高額馬が初戦から圧倒的なパフォーマンスを見せた。
中内田厩舎では海外のセリで購入してきた現2歳世代の外国産馬が初戦から衝撃的な走りを見せてきた。8月31日の新潟6R・2歳新馬(ダート1800メートル)では、マテンロウダビンチ(父アンクルモー)が6馬身差Ⅴ。ウェイニースーと同じ昨年の米国キーンランド9月セールで落札額100万ドルだった。さらに9月6日の阪神6R・2歳新馬(ダート1400メートル)では、単勝オッズ1・1倍の1番人気に支持されたマグナヴィクトル(父マックスフィールド)が後続に1秒8差をつける大差勝ち。こちらも今年3月の米国OBSセールで落札額100万ドル(約1億5000万円)だった。3週連続で出てきた3頭の100万ドルホースが初戦から価格に見合う以上の走りを見せた。
ちなみに、中内田厩舎には海外のセリで購入した外国産馬が上記の3頭以外にも、ブームバップビート(父イントゥミスチーフ)がデビューを控えている。
ウェイニースーの勝利にSNSでは「恐ろしいわ」「ケンタッキーダービーを目標にするのかな?」「本当すごいなー」「素晴らしいデビューだったな」「めっちゃ強かった!」「バカ強い馬現れたな」「怪物感半端ねぇな」「お前が次世代のフォーエバーヤングや!!!」「中内田さん常勝軍団ヤバいな」「マテンロウダビンチ マグナヴィクトル ウェイニースー どうすんねん中内田三銃士」などのコメントが寄せられている。