◆第59回オールカマー・G2(9月21日、中山・芝2200メートル=1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)

 ドゥラドーレス(牡6歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ドゥラメンテ)は今年3戦すべて本命を打った。3走前はオープン特別(小倉日経賞)だったので順当勝ち。

1番人気に支持された直近2戦は連続2着も、2走前のエプソムCはレコード決着で勝ち馬が強かった。前走の七夕賞は勝ち馬向きの展開、コース形態だったが頭差まで迫り、後続には3馬身半差をつけた。

 重賞初制覇に向け、宮田調教師は1週前追い切り後、「前回に比べると体のシルエット、動きともにまだ緩さは残るかなと思います。それも踏まえて、今週は杉原騎手にゴール後まである程度しっかりやってもらいました。時計は出せたし、これをやって上がってくれると思います」と説明。陣営の思惑通り、上昇カーブを描いて本番を迎えられるか、最終追い切りをしっかりチェックしたい。

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