俳優の柄本時生が、29日スタートのNHK朝の連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜・前8時)に出演することを20日、NHKが発表した。
柄本が演じるのは、松江で唯一の舶来品店の店主。
制作統括・橋爪國臣氏は柄本の起用について「明治時代の松江で舶来品を扱う、ミステリアスでありながらどこか親しみやすい男。その“裏の顔”とは一体何なのか。時生さんの『怪演』が光るこの役が、トキとヘブンとどう関わっていくのか、どうぞご期待ください!」と化学変化に期待を寄せた。
また松江中学でヘブンの教え子を演じる3人は287人のオーディションを経て決定。杉田雷麟(らいる)は「今回の役は、エリートが集まる学校の生徒であり、先生として働く錦織友一(吉沢亮)の弟でもあります。この『エリート』という役に挑戦できることにワクワクしています」と笑顔。日高由起刀(ゆきと)は「舞台となる明治時代の『学生』としての自覚を持ちながらも、同級生の丈や小谷とのやり取りや、何かに没頭している時の彼の世界観に注目して」と意欲を語った。朝ドラ初出演となる下川恭平は「どこか抜けていて親しみやすさがあったり、不器用ながらもまっすぐな性格が見ていて微笑ましくなる様な、魅力あふれるキャラクターです」とアピールした。