◆世界陸上 第8日(20日、国立競技場)

 女子20キロ競歩が行われ、6大会連続出場の岡田久美子(富士通)は1時間30分12秒で18位だった。

 ゴール後、1時間26分18秒の日本新記録で3位に入り、同種目日本勢初となるメダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)から「岡田さんのおかげでここまで来れました」と感謝の言葉とともに銅メダルをかけられた。

岡田は「特に藤井さんに何もしてはいないんですけど」と謙遜しながら「言葉にならなかったです」と後輩の思いを受け止めた。

 長く女子競歩界をリードしてきた第一人者は、入賞には届かなかったが、沿道の大声援への感謝を口にし「やりきったなっていう気持ちで、本当に感謝しかない。歴史的な1日になって、私も続けてきて良かったなって思ってます」とさわやかに振り返った。

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