阪神競馬でデビューⅤを飾った珍名馬に注目が集まっている。9月20日に行われた阪神3R・2歳新馬(ダート1200メートル=10頭立て)でデビューしたのはタカスタカスタカス(牡、栗東・藤原英昭厩舎、父モースピリット)。
序盤から積極的に出して、早めに先頭に立つと、抜群の手応えで最後の直線へ。ゴール前は外からカッタッパ(3番人気)が迫ってきたが、首差でしのいだ。勝ち時計は1分13秒4(良)。同馬は今年3月のOBSセールにおいて45万ドル(約6800万円)で落札した外国産馬。
レース後に高須氏は自身のⅩを更新「タカスタカスタカス一着。応援を感謝します。かっちゃんはうそをつきません。損はさせなかったでしょ?全財産をかけたビートきよし師匠大富豪なう」と投稿している。
高須克弥オーナーにとっては11年越しの待望の勝利だった。2014年にデビューしたダッシングブレイズを知人と共同購入し、馬名を「イエスタカス」で申請した際にJRAから却下されたと話題になったが、実際には知人が申請しておらず、共同馬主からもおりていた。初戦を勝った後に高須氏は自身のXで「馬には罪はない。
タカスタカスタカスのデビュー戦勝利にSNSでは「イエスだね」「勝っとるやんか!」「粘る粘る粘るタカスタカスタカスで笑った」「正直ネームだけだと思ってたので」「馬券購入者に『損はさせない』が有言実行となりましたね!」「実況聞いておけばよかった」「ねぇまじ実況泣かせの名前だよ」「『ダッシングブレイズ』の検索数が多くなりそうな日」などのコメントが寄せられている。