9月20日の中山2R・2歳未勝利(芝2000メートル=14頭立て)はポルフュロゲネトス(牡2歳、美浦・矢嶋大樹厩舎、父サトノダイヤモンド)が、デビュー戦6着からの変わり身を見せて初勝利を挙げた。勝ち時計は2分1秒6(良)。

 スタートを決めて好位2番手。向こう正面でフワッとするシーンはあったが、好位をキープして直線を迎えると、力強く抜け出て、2馬身半差で完勝した。戸崎圭太騎手は「新馬前の追い切りが良くて、初戦も期待していたのですが、2戦目で馬が変わってきてくれました。道中は怪しい手応えでしたが、3~4角になると動いてくれて、(馬が)競馬を知ってくれているのかなと。フットワークが沈んで良くなっていますし、距離が長いところでいい馬だと思います」と2戦目での勝利に笑顔。

 矢嶋大樹調教師は「前走は全然、ハミを取ってくれなかったけど、(2戦目で)ようやくですね。距離をこなせたのは大きいですし、この時期に勝てたのも良かったです」と稽古の良さがレースでも出せたことを喜んだ。次走は未定。

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