俳優の風間俊介が20日、都内で映画「ふつうの子ども」(呉美保監督)の特別授業イベントを行った。

 子どもたちが主人公となり、自分たちの環境活動に進んでいくストーリー。

物語の舞台となった4年1組の担任役を演じた風間は27人のクラスメートとともに登壇し「この映画はこの子達が主役です。4年1組のみんなの顔をたくさん見ていってください」とあいさつ。「派手なシーンがある作品ではないですが、普遍的なものを描いている。何年かかっても、最終的に多くの人に見てもらいたい」と思いを込めた。

 壇上では、風間が担任としてイベントをリードし、劇中の思い出や公開後の反響などをインタビュー。屈託ないおしゃべりで客席を和ませ、担任役の風間を圧倒するようなフリーダムな場面も。主人公・唯士を演じた嶋田鉄太が「唯士役をさせてもらいました、マコーレー・カルキンと申します」とボケると、風間はすかさず「それだと『ホーム・アローン』だから」とツッコミ。嶋田は「『国宝』超え目指してます!」とやる気満々だった。

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