◆大相撲秋場所7日目(20日、東京・両国国技館)
西序二段22枚目・岡田(高田川)が西同24枚目・光星竜(音羽山)をはたき込み、無傷の4連勝を飾った。激しい突き押しの応酬となったが「力の強さにびっくりしたけど、冷静に目を閉じないようにして、相手が見えていた」と勝機を逃さなかった。
23歳の岡田は名門・東海大柔道部の出身。25歳の光星竜も小学3年生から柔道に打ち込み、安田学園高を卒業後、渡米してネバダ州立大でUSオープンで優勝した実績を持つ。「光星さんは小学校からずっと柔道で知っていたので。負けられなかった。絶対に」。“元柔道家対決”を制した岡田は胸を張った。
三段目の先場所は体調不良が響いて2勝4敗1休で序二段に番付を落としたが、ストレートの勝ち越しを決めた。「勝ち越せて良かった。あと一番勝ったら三段目に上がれると思う。あと一番ですね」と気合を込めた。