女優・南果歩が20日、東京・新宿ピカデリーで主演映画「ルール・オブ・リビング~“わたし”の生き方・再起動~」(グレッグ・デール監督)の公開記念舞台あいさつを行った。

 公私に振り回され、心の余裕を失った離婚歴のある女性が、宿泊先に困った男性アメリカ人観光客との同居を通じ、再生していくハートフルコメディー。

南は「超インディーズ。撮影は4年前でまだコロナ禍で。熱意だけで出来上がった作品。こうして皆様の前で公開でき、来てくださって本当にありがとうございます!」と感激のあまり頭から突き抜けるような声であいさつ。映画の内容に絡め、「人生はいつからでもやり直しが利きます。この私が言っているから間違いないです」と強調した。

 劇中では女優で歌手・すみれと親子役で共演。「すみれちゃんが少女時代の時にお会いしていて。すみれちゃんのパパ(石田純一)とドラマでご一緒したとき、幼稚園から帰る道すがら。ものすごく利発で。きちんとごあいさつできて、ちょこんと座って撮影現場を見ていたときの姿を思い出します。こんなに立派になって。

うれしい」と感慨深げ。すみれは「撮影は数日でしたが、溶け込みやすいようにアットホームな雰囲気にしてくださいました」と感謝していた。

 今作はアメリカの第30回セドナ国際映画祭で最優秀長編コメディー賞に輝くなど海外でも注目されている。

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