演歌歌手の山口ひろみが20日、東京・神田明神で新曲「みちのく 銀山 なみだ雪」(17日発売)のヒット祈願を行った。

 2022年発売の「哀愁港町」以来となるヒット祈願。

禁断の恋をテーマにした王道演歌で「歌は道ならぬ恋がいい。主人公になれるので、ぜひ歌の中で不倫をしたいと思います」と笑わせた。「旦那さんがやったら離婚ですよ」と、21年に結婚した夫にクギを刺すことも忘れなかった。

 同曲の舞台となる山形・銀山温泉には夫だけが行ったことがあるそうで「悔しい。夫にあんまり聞くと腹が立つのでやめましたけど、すごくいいところと聞いている」と初訪問を熱望した。

 カップリングの「恋問海岸ラプソディ」は、北海道・白糠町の道の駅「恋問館」のテーマ曲。子供と一緒に踊れる曲で、「幼稚園や保育園で広めたい」と意気込んだ。作詞作曲は、1979年のヒット曲「きみの朝」で知られる岸田敏志。演歌歌手への楽曲提供は初めてという。

 6月に50歳を迎えた山口。2曲について「カラオケで老若男女にぜひ歌っていただきたい」とアピールした。ヒット祈願後の新曲発表会では、ファンに向けて全14曲を披露した。

編集部おすすめ