◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)
13日に開幕した世界陸上も、残す日程は1日のみとなった。最終日には男子400メートルリレー決勝が行われ、世界陸上19年ドーハ大会で銅メダルを獲得も、その後は表彰台から遠ざかる“リレー侍”が、完全復活を目指す。
◆第1日(13日)
・男子35キロ競歩勝木隼人が2時間29分16秒で日本人メダル第1号の銅メダル
「やる気・元気・勝木!」
・男女混合1600メートルリレー決勝で日本(吉津拓歩、井戸アビゲイル風果、今泉堅実、松本奈菜子)が3分17秒53の8位で初入賞
井戸「この舞台(決勝)で走れたことはうれしい」
・女子1万メートルで広中璃梨佳が31分9秒62で6位入賞
「思う存分楽しもうと気持ちと、諦めない気持ちで皆さんと戦えた」
◆第2日(14日)
・女子マラソンで世界大会初出場の元早大サークル出身の小林香菜が2時間28分50秒で7位入賞
「本当に練習を信じて頑張った」
・男子100メートル決勝で人類最速男は9秒77でオブリク・セビル(ジャマイカ)に決まった
「チャンピオンになれると信じて頑張り続けてきた結晶がこの金メダルに詰まっている」
◆第3日(15日)
・男子3000メートル障害決勝で三浦龍司がメダル圏内と1秒34差の8位入賞
「残り数十メートルまでメダルが見えた」
・男子棒高跳びでデュプランティス(スウェーデン)が6メートル30の世界新で3連覇
「皆さんに世界記録を届けられて本当にうれしい」
◆第4日(16日)
・男子110メートル障害決勝で村竹ラシッドが13秒18で5位入賞もメダル届かず涙
「何が足りなかったんだろうな」
・男子走り高跳び決勝で赤松諒一が2メートル24で8位。パリ五輪に続き連続入賞
「入賞できてうれしいが、(メダル獲得の)目標が達成できなかったので悔しい」
◆第5日(17日)
・女子200メートル予選で井戸アビゲイル風果が22秒98で14年ぶり2人目の準決勝進出
「イェーイ、やったー!うれしい!!」
◆第6日(18日)
・女子800メートル予選で17歳・久保凛が2分2秒84で予選敗退、ほろ苦涙の世界デビュー
「今回の経験は無駄にしない」
・男子400メートルで34年ぶりに決勝に進出した中島佑気ジョセフが44秒62で日本人歴代最高6位入賞
「まだまだ先は長い。メダル、金メダルを目指していきたい」
◆第7日(19日)
・女子やり投げで連覇に挑んだ北口榛花が60メートル38で6年ぶり2度目の予選敗退
「ちょっと足りない部分が多かった」
・男子200メートル決勝でライルズ(米国)が4連覇達成でかめはめ波ポーズを連発
「素晴らしい観客の皆さんとエネルギーを分かち合えたことに本当に感謝している」
◆第8日(20日)
・女子20キロ競歩で藤井菜々子が日本新記録&銅メダル獲得で日本人女子初の表彰台
「次は金メダルへと歩いていきたい」
・男子20キロ競歩で世界記録保持者・山西利和が15キロまで首位も警告3度受けてまさかの28位
「慢心があったかと思う」