◆世界陸上 第8日(20日、国立競技場)

 男子400メートルリレー予選は、午後8時25分から行われる。メンバーが発表され、2組8レーンの日本は1走から、小池祐貴―柳田大輝―桐生祥秀―鵜沢飛羽が名を連ねた。

 7月の全国高校総体(広島)で10秒00をマークし、代表入りした16歳の清水空跳(そらと、石川・星稜高2年)は予選のメンバーには入らなかった。

 TBS系の生中継に出演した大会スペシャルアンバサダーを務める俳優・織田裕二は「あっ、柳田!」と叫ぶと「絶好調なんですよ、今シーズン。じゃあ、なんで(個人種目の)代表じゃないかって言うと、試合の時にちょっとミスちゃったりしてたんで。走らせたかった! 柳田を」と期待を寄せた。

 さらに「4走に鵜沢選手を入れてきましたね。はい、はい、はい。鵜沢選手、200でいい走りしましたからね」と続けると「サニ(ブラウン)も16歳の空跳くんもいるし、まだ使ってない選手、いっぱいいます。明日も使えます。使わせて下さいね。お願いします!」と予選後にまで期待を広げると「これだけそろってくると誰を出してもいいぐらい。こんな時代が来るなんて! いや、本当、苦労しましたからね。僕が苦労したわけじゃないけど。

監督は誰を出すのかって、かわいそうって言うか。お疲れ様です。空跳くんも出したいけど、東京だから、ここはミスできないって…」と話していた。

 予選は2組16チームで行われ、各組上位3チームと4位以下のチームでタイム上位2チームの計8チームが21日午後9時20分の決勝に進出する。

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