大相撲秋場所7日目(20日、東京・両国国技館)

 横綱・豊昇龍(立浪)は東前頭4枚目・平戸海(境川)をすくい投げで退け、無傷の7連勝とした。立ち合いで張り差しを選択。

上手を引けず、抱えて強引にすくったが耐えられ、頭をつけた平戸海に押し返された。それでも土俵際で体を残して逆転のすくい投げ。全勝を守り、単独首位だが、支度部屋で「ちょっと危なかったです」と率直に語った。

 薄氷の勝利とはなったが、横綱初優勝に向けて白星を重ねている。「終わったことは終わったことなので。明日も一日一番集中していきたい」と切り替えた。

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