大相撲秋場所7日目(20日、東京・両国国技館)

 新小結・安青錦(安治川)が関脇・若隆景(荒汐)を押し出し、5勝2敗とした。持ち味の低い姿勢を保って押し合い、相手の上体を起こして前進。

そのまま押し出し、「胸を合わせたら、相手の方が技術がある。胸を合わせないように、我慢して少しずつ前に攻められて良かった」と手応えを示した。

 尊敬する若隆景が場所前に安治川部屋に出稽古に訪れた際、計11番相撲を取った。ただ「稽古場は稽古場。稽古場のイメージを持って本場所に上がったことはない」と切り替えていた。黒星を喫した夏場所の初対戦から3場所連続で顔を合わせ、2連勝で勝ち越したが「特別な気持ちはないです」と淡々と話した。

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