◆世界陸上 第8日(20日、国立競技場)

 男子400メートルリレー予選が行われ、日本は2組に出場。1走から小池祐貴(住友電工)―柳田大輝(東洋大)―桐生祥秀(日本生命)―鵜沢飛羽(とわ、JAL)のメンバーで臨み、38秒07で組3着、全体5位で大会最終日(21日)の決勝に進出した。

 男子400メートルリレーの前に行われた男子1600メートルリレーは予選で敗退。もし、400メートルリレーも予選敗退した場合、日本開催の世界陸上の最終日に出場する日本人選手はゼロになるところだった。

 大会初日(13日)の最初の種目となった男子35キロ競歩では勝木隼人(自衛隊体育学校)が銅メダルを獲得。同日夜の女子1万メートルでは広中璃梨佳(日本郵政グループ)が6位入賞。日本勢は幸先よくスタートした。

 その後も、女子マラソン7位の小林香菜(大塚製薬)、男子3000メートル障害8位の三浦龍司(スバル)、男子110メートル障害5位の村竹ラシッド(JAL)、男子400メートル6位の中島佑気ジョセフ(富士通)らが日本列島を沸かせた。

 終了2日前の第8日(20日)は女子20キロ競歩で藤井菜々子(エディオン)が日本勢二つ目となる銅メダルを獲得した。

 TBS系の生中継に出演する大会スペシャルアンバサダーの俳優・織田裕二のコメント力などで大会は盛り上がっている。

 男子400メートルリレーは最終日の最終種目として午後9時20分スタート。最後の最後まで東京世界陸上は熱い。

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