世界陸連は20日、第8日に実施された男子400メートルリレー予選2組で、レース中にイタリアとの接触で途中棄権に終わったとして、救済措置で南アフリカの再レースを行うと発表した。南アフリカは21日午前10時33分から予選と同じメンバー4人、出走順で臨み、38秒34以下のタイムでゴールすれば、日本など既に同日の決勝に進んだ8チームとともに決勝に出場できることになった。

また、男子1600メートルリレー予選1組でも同様にザンビアによる走路妨害を受けたとして、米国とケニアが救済対象になった。米国は上位8位入りで決勝に進める予選で10位に沈み、ケニアは12位となっていた。米国とケニアは一騎打ちで、21日午前10時40分から再レースを実施し、勝った方が追加で決勝に進むことができる。世界陸上で救済の再レースは異例。

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