大相撲秋場所10日目(23日・両国国技館)

 新小結・安青錦(安治川)は、東前頭2枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)を寄り切り、勝ち越し。過去2勝の相手に左を差し、下手を取るとそのまま前に出て勝利し、2敗を守った。

新三役での給金直しにも「これからです。(三役は意識しないで)今まで通りやっています。(出来は)70%くらいです」。

 初日に、横綱・大の里(二所ノ関)、4日目に西前頭2枚目・王鵬(大嶽)に黒星となったが、低い姿勢で前に出る相撲は止まらず、白星を積み重ねてきた。先場所は11勝を挙げたが「それに負けないような成績をあげたい」と、初土俵から所要12場所で三役に昇進した21歳は、貪欲な姿勢を見せた。

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