◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)

 今大会の大トリとなる男子400メートルリレー決勝で、小池祐貴(住友電工)、柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)、鵜沢飛羽(とわ、JAL)の日本は38秒35で6位となり、3大会ぶりのメダルを逃した。米国が37秒29で2連覇。

女子は米国が41秒75で3連覇を達成した。

【1600メートルリレー決勝】男子はボツワナが2分57秒76で初優勝し、大雨が降る中でのレースを制した。4連覇を狙った米国は2位。女子は米国が3分16秒61の大会新記録で1位。

【女子走り高跳び決勝】ニコラ・オリスラガーズ(オーストラリア)が2メートル00で優勝。寝袋で眠る姿が見られたことから「眠れる森の美女」と呼ばれるようになった世界記録保持者のヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)は1メートル97の3位で2連覇を逃した。

【女子800メートル決勝】リリアン・オディラ(ケニア)が1分54秒62の大会新で制した。

【男子5000メートル決勝】パリ五輪1500メートル王者のコール・ホッカー(米国)が勝った。

【男子円盤投げ決勝】大雨により競技が約2時間中断され、閉会セレモニーが行われた後も競技は続行。最終投てきで唯一の70メートル超えとなる70メートル47をマークした東京五輪金メダリストのスタール(スウェーデン)の優勝が確定した時、時計は午後11時5分を過ぎていた。

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