◆第36回テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn3(9月23日、浦和競馬場・ダート1400メートル)

 好メンバー12頭が集まったダートグレード競走で、武豊騎手が騎乗した3番人気のガビーズシスター(牝4歳、美浦・森一誠厩舎、父アポロキングダム)は最後の直線で外から伸びてきたが4着だった。2012年のアースサウンド以来、13年ぶり2頭目の牝馬による勝利とはならなかった。

 同馬は昨年末のカペラSで重賞初勝利。今年、海外初挑戦のリヤドダートスプリント・サウジG2で3着。前走の東京スプリントでは大外枠からのスタートで終始、外を回るレース運びで5着に敗れていた。今回は初めての1400メートルだった。

 1番人気で菱田裕二騎手が騎乗したサンライズフレイム(牡5歳、栗東・石坂公一厩舎、父ドレフォン)が3馬身差をつけて重賞初勝利を飾った。勝ちタイムは1分24秒8。8番人気だった地元浦和のアウストロ(秋元耕成騎手)が2着。4番人気だった船橋のムエックス(張田昂騎手)が3着になった。

 馬連は5810円。馬単は8130円。3連複は6810円。3連単は4万1660円。

 武豊騎手(ガビーズシスター=4着)「終始、外、外を回る競馬。スピードの乗りも悪かった。距離はこなせる」

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