【テレ玉杯オーバルスプリント】サンライズフレイムの強さを石坂調教師が分析　勝利の決め手は「爆発力」　３馬身差でＶ
石坂公一調教師 画像（1枚）

◆第３６回テレ玉杯オーバルスプリント・Ｊｐｎ３（９月２３日、浦和競馬場・ダート１４００メートル）

　好メンバー１２頭が集まったダートグレード競走は、１番人気で菱田裕二騎手が騎乗したサンライズフレイム（牡５歳、栗東・石坂公一厩舎、父ドレフォン）が３コーナーで先頭に立って最後の直線では堂々と抜け出し、３馬身差をつけて重賞初勝利を飾った。半兄のドライスタウトが２０２３年に勝っており、同レース初の兄弟制覇となった。

勝ちタイムは１分２４秒８。

　同馬は２４、２５年と２年連続でポラリスＳを制覇。その後、栗東Ｓ、東海Ｓで５着だったが、地方のダートグレード競走に初挑戦の今回、待望の重賞初タイトル獲得となった。

　８番人気だった地元浦和のアウストロ（秋元耕成騎手）が２着。４番人気だった船橋のムエックス（張田昂騎手）が３着になった。

　馬連は５８１０円。馬単は８１３０円。３連複は６８１０円。３連単は４万１６６０円。

　石坂公調教師（サンライズフレイム＝１着）「夏場に一戦走りましたが、それほどダメージもなく、早い段階からこのレースに向かいたいなと思っていました。調整もすごく順調で、いい状態でこれたと思っていました。ジョッキーとはいい枠（７枠１０番）も引いたので、ある程度の位置にとは話していましたが、内容はジョッキーに任せていました。

　最初からすごく理想通りの展開で、直線を向いたころには安心して見ていられました。もともと少し乗り難しいとことがあるので、浦和コースをこなせるか試金石の一戦でしたが、しっかり勝ち切ってくれたことで、今後の選択肢もさらに広がり、非常に大きいレースだったと思います。これからがさらに楽しみです。

　爆発力があり、どんな展開でもしっかり脚を使ってくれるのは、素晴らしいものだと思います」

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