吉本新喜劇の間寛平GMが24日、大阪・ミナミの吉本興業本社で「第44回吉本新喜劇GM月例会見」を行い、10月31日になんばグランド花月で開催する「吉本新喜劇まつり2025」で山田花子が座長を務めると発表した。5日に結果発表された「吉本新喜劇座員総選挙2025」の結果を受け、1位の花子座長以下、2~30位の座員と、殿堂入りしているアキが出演する。
花子は改めて総選挙1位を振り返り「子供が『母がネットニュースになってる』って、すっごい喜んで」と身近な反響を披露。さらに2人の息子に「写真で持っていたトロフィーはもらえなかったのか?」と聞かれたが「使い回しすんねんで」と大人の事情を打ち明けたとのことだ。
そして花子は「道を歩いていたら、たまたま服部宝観さんに出会ったんですよ」とも明かした。「ほんだら『1位おめでとう』って言ってくれてね。『これから運気上がる。再ブレイクの可能性ある』って言って、グータッチして別れたんです」と吉本興業所属の77歳になる大御所占い師にも祝福されたと明かした。
「―まつり」の台本は元座長の川畑泰史が執筆する。「私のキャラを生かせるのは川畑先生しかいない」とヨイショする花子。すると司会進行のすっちーがすかさず「川畑さんとどう接していいか分からんって、こないだ言うてましたやん」と実情を暴露した。すっちー(53歳=96年活動開始)によると、花子(50歳=88年入社)は年上の後輩との接し方に悩んでいるといい、なぜか“該当者”のすっちーに相談したという。
するとすっちーは、花子に「バタやん、メシ行こう」「やめとくわ。オマエと行ったらメシまずなるわ」とセットのセリフで川畑(58歳=90年NSC大阪校入学の9期生)に話しかけることを提案した。
その他の告知された主なイベントは以下の通り。
★新喜劇「寛平GMプロデュース吉本新喜劇出前ツアー2025台湾公演」20月18日、台湾・台北市三創生活園区5F CLAPPER STUDIO
★佐藤太一郎(演劇)「佐藤太一郎企画その27『ぼくのサンキュウ』男だらけの育児奮闘記」10月8~10日、大阪・扇町ミュージアムキューブCUBE01
★筒井亜由貴「手話新喜劇2」11月3日、大阪・新世界ZAZA HOUSE
★中條健一「中條健一還暦記念単独公演『60年物のアスパラ収穫祭~アスパラマン60妻久美子50~』」11月24日、大阪・なんばグランド花月
★西川忠志「吉本新喜劇2025年の顔西川忠志の『愛されオジになりたい』~小さなことからコツコツと 歌って踊る新喜劇公演~」9月28日、大阪・YESシアター
西川忠志は、自身の公演ですっちー座長らが出演するとPR。そして寛平GMが何の気なしに「パパ(西川きよし)とママ(西川ヘレン)は出るの?」と聞いたところ、それまで声の大きかった忠志が急に黙り込んだ。そして数秒後「実はこちら、サプライズがございます。そのサプライズは公演の中で発表します」と冷や汗をかきながら打ち明けた。寛平GMは「ごめんな」と平謝りしていた。