◆パ・リーグ 楽天―ソフトバンク(24日・楽天モバイル)
ソフトバンクが7年ぶりの「1番・ギータ」で連覇へのマジックを4とした。2試合連続完封負けの打線が14安打8得点と激変。
レギュラーシーズンでは18年7月10日以来の1番での起用。初回に右翼線二塁打で期待に応えた。22日のオリックス戦で「右脛骨(けいこつ)骨挫傷」から約5か月ぶりに1軍復帰して、3試合9打席目での安打。1死満塁から中村の二ゴロで先制ホームを踏んだ。チームは前カードのオリックス戦で6度の満塁イニングで無得点に終わっており、ようやく地獄から脱出した。
4回1死一、三塁の遊ゴロで復帰後の初打点をマーク。6回にも右前安打を放ったところで代走が送られてお役ご免となった。「(初回の二塁打で)ベンチもすごい盛り上がった。レフトフライ捕るだけでも盛り上がった」と小久保監督。
指揮官は柳田について「優勝するのに必要な選手」と評した。最強のピースがはまり、26日にもタカに歓喜の瞬間が訪れる。(島尾 浩一郎)