DREAMS COME TRUEの中村正人が23日、東京・渋谷ドリカムシアターで行われた「コレデサヨナラ!渋谷ドリカムシアター!」ラストトークショーに林田麻里、広山詞葉、MAAKIII、堤幸彦監督、井上テテ氏と出席した。

 映画「Page30」(堤幸彦監督)を宣伝するため、4月11日からこの日まで166日間の期間限定で営業した劇場。

エグゼクティブプロデューサーで総支配人の中村は「『Page30』のプロモーションの相談に行って気付いたら、お金を出さないといけなくなった。でも、まさか劇場を建てさせるとは思わなかった。不安とワクワクでした」。以前からシルク・ドゥ・ソレイユに興味を持ち、「テントシアターに魅力を感じていた」

 劇場には「Page30」を何度も観賞している熱烈なファンが集結。中村は「自分でスイッチを入れたら、夢を持てる。どんな苦しい状況でも夢は持つことができる。デビューした頃、37年前にある先輩に言われました。『夢を見ることを諦めたり、遠慮したらだめだよ。夢がないという夢がかなっちゃうよ』と。夢を持つと点ができて、そこへの道がひらける。ぜひ、みなさんドリームズ・カム・トゥルーしてください」と呼びかけた。

 今後、劇場の運営費などの精算をすることを明かし、「『ドリカムのマネジメント会社、ドリカムシアターで倒産』とならないようにしないと…」と冗談で笑わせた。

 また、ドリカムとしての今後は「来年3月くらいにニューアルバムを出せるように。10代、20代は『ドリカムって何?』という人も増えているので、1曲1曲を届けるという夢をかなえて、アルバムのツアーを大成功できるようにしたい」と力を込めた。

編集部おすすめ