複合型エンターテインメント施設「東京ドリームパーク」(TDP)が、来年3月27日に東京・有明に開業することが25日、運営する東京・六本木のテレビ朝日本社で行われたコンテンツ発表会内で発表された。

 NEWSの加藤シゲアキがクリエイティブプロデューサーを務める舞台「AmberS―アンバース―」が、施設内の劇場「EX THEATER ARIAKE」(1500席)のこけら落とし公演に決定。

原作・脚本も担当した加藤は「永遠の若さとか、永遠の命とか、不老不死をテーマに書いている」と説明した上で「1回目の脚本を書き上げている。6合目くらいかなという感じ」と現状を報告。「できる限り面白い作品に、こけら落としにふさわしい作品にしたいと頑張っています」と話した。

 俳優、アイドルとしても活動する加藤にとっては、新しい劇場ができることは「活動の場が増えるということでうれしい」とコメント。「出てくれるタレントが羽ばたいてくれたらいいな」と望んだ。

 「AmberS」はキャスティングも自ら行い、主演には事務所の後輩のなにわ男子大橋和也、timelesz・寺西拓人を抜てき。タイプロ(オーディション番組)で目をつけた寺西を食事に誘い、”ラブコール”を送ったそうで「口説くために寺西が好きなものを調べて、貝類が好きだと。貝の店を探して、お寿司屋さん的な」と明かした。

 地上9階・地下1階のTDPは、劇場の他、最高峰の音響システムを導入したホール「SGC HALL ARIAKE」(着席3700席/スタンディング5000席)や、イベントスペース「EX STUDIO」を設ける。日本初上陸となる最高峰の没入型デジタルアートシアター「アトリエ・デ・ルミエール」もオープンし、第1弾に取り上げるのは画家のゴッホに決まった。

編集部おすすめ