阿部寛、ＳＮＳで炎上した逃亡者役に手応え「これから惨めな役をどんどん増やします」
映画「俺ではない炎上」公開前日祭に出席した阿部寛と夏川結衣 画像（1枚）

　俳優の阿部寛が２５日、主演映画「俺ではない炎上」（山田篤宏監督、２６日公開）公開前日祭に共演の芦田愛菜、藤原大祐、長尾謙杜、夏川結衣らと出席した。

　阿部がＳＮＳで殺人犯に仕立て上げられてしまい、逃走しながら真犯人を探す主人公・山縣泰介を演じるコメディー。

「最近はかっこいい役ばかりだったので、久々にこんな惨めな役をやりました」。これまで試写会に参加した観客の「皆さんさんが見たいはずの阿部寛がここにいます」というコメントが紹介されると「真剣にやればやるほど、面白いかなと思って、ガムシャラにやりました。（惨めな役を）これからどんどん、増やします」と宣言した。

　夫婦役を演じた夏川とはドラマ「結婚できない男」などで共演し、気心が知れた間柄。夏川が「阿部さんは、ぬくもりの人。現場の差し入れで、１２月中旬にお餅をくださった。『よいお正月を』と書いてあって、ほっこりしました。こういう気遣いのできる人になりたい」と言えば、阿部も「夏川さんは本当に面白い人。僕が知らない映画とかを丁寧に教えてくれる」と語り、絆を感じさせた。

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