元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(62)が25日、自身のブログを更新しし、22日に緊急入院していたことを明かした。

 笠井アナは「緊急入院しました」とブログを投稿。

「突然ですが、入院しました。報告が遅れましたが、月曜日に入院いたしました」と22日に緊急入院したことを報告。「このところ喉の調子が悪く、咳き込むこともあったのですが、コロナではなく、副鼻腔炎と言う診断でしたので体調を見ながらそのまま働いておりました」と様子を見ながら働いていたいうが、「そのうち右の鼻の根元におできのようなものができ、右まぶたが腫れ上がって開かなくなってしまったので、休日でも診ていただける眼科へ。結膜炎だが他の人に感染するものではないと言う診断が下り」と当初は結膜炎と診断されたという。

 その後は体調が悪い中、「松山での講演会、血液学会のリンパ腫・市民公開講座のオンライン生配信番組の司会など、片目が開かない状況で仕事をさせていただきました」と仕事を続けていたというが、「月曜日には、Tokyo MXTVのレギュラー朝のニュース番組『おはリナ』に出演。そのまま『念のため別の病院で診てもらおう』と思い診察を受けたところ、思っていた以上に状況が悪い…とわかり すぐに緊急入院となってしまいました」と別の病院で緊急入院になったとした。

 2019年にステージ4の悪性リンパ腫と診断され、闘病の末に復帰した笠井アナは「恐れていたのは――がん、リンパ腫の再発です」と不安だった当時の心境を告白。「『入院』と聞けば、悪性リンパ腫はいろいろなところに出現するので、目に悪さをしているのでは、という感覚になりました。さまざまな検査の結果、がんの再発ではないだろうということがわかり、ひとまずほっと一安心」と検査の結果、がんの再発でないことがわかり胸をなでおろしたという。

 「しかし、片目が開かない…」という状況が続いたということで、「さらに精密検査を受け調べたところ、帯状疱疹が悪化し、帯状疱疹ウイルスが目に悪影響を与えた結果、右目が開かない状況であることがわかりました」と診断を受けたという。

 続けて「先生のお話によると、悪性リンパ腫で大量の抗がん剤治療を受けたため免疫が下がり、帯状疱疹が出やすい状況が生まれていたのかもしれないとのこと。ただ、すでに5年以上経っているので、普通はその影響はあまり出ないのだが……という話もありました」と医師から説明されたとした。

 入院期間は「2週間になるそうです」とし、「本当に残念で悔しいのですが、その間、すべてのお仕事をお休みさせて頂くことになりました。この間に、がんの講演会がいくつかあるのですが、伺えなくなってしまった講演会の皆さん、楽しみにしていただいたのに本当にごめんなさい。全て私の責任です」と仕事を休むことになり、関係各所に謝罪の言葉をつづった。

 「そうした中、入院直後に予定されていた講演は妻が代行を務めてくれました。実は、妻もがんの講演会を行っておりまして、『がんと家族の向き合い方』と言う、がん患者と家族がどう向き合えば良いかと言う講演なのです」と妻が講演を代行してくれたとい、「出席した人に聞いたところ、大変盛り上がったそうで、とても良かったと。笑いと涙の講演会だったそうです。私よりもウケていたと言う話が出て、ちょっとジェラシー(笑)。私の講演代行をしっかりと務め上げてくれた妻には感謝です」と妻に感謝した。

 最後は「皆さんにはご迷惑とご心配をおかけいたします。出演予定だった番組やイベントもお休みさせて頂くことになりました。本当に申し訳ございません」と改めて謝罪し、「2週間経って退院後はすぐに仕事復帰できるとのことですので、今は治療に専念します。会えなくなった皆さんに、またすぐにお会いできるように、頑張ります!」と復帰へ向け力強く誓っていた。

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