凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)に出走予定のアロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ドゥラメンテ)に帯同中の舟山瑠泉騎手=美浦・田中博康厩舎=が9月25日、フランスで騎乗し、自身の海外初騎乗となった。
フランスのシャンティイ競馬場の3R・芝1200メートル戦(クラス2=7頭立て)で、カリズマティックチック(牝3歳、セドリック・ブータン厩舎、父インズオブコート)とコンビを組んで7着に敗れたが、ルーキーイヤーに海外騎乗と貴重な経験になった。
騎乗が決まった際に師匠の田中博調教師は「自分が騎手時代にフランスへ行った際にお世話になった調教師の馬です。1年目からこれだけの経験をさせてもらえることはなかなかないので、本当にありがたいですね」と話し、まな弟子に騎乗機会を用意してもらった関係者に感謝していた。