◆第104回凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)1週前追い切り=9月25日、コワイラフォレ調教場

 前走のフォア賞を制し、勢いに乗るビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康厩舎、父エピファネイア)が芝コースで4ハロンを単走した。

 前日の雨で馬場が重くなっていたが、白い息を吐きながら軽い脚取りで駆け抜けた。

馬体がよれることはなく、しっかりと芝をとらえ、真っすぐに走り切った。

 騎乗した久保助手は「レース後はゆっくりと立ち上げて、徐々に疲れが取れてきたかな。今日は時計はそこまで求めずに、どれだけバランスを取って走れるかというところの確認が中心でしたが、馬場を気にすることなく走ってこれましたし、時計も予定通りで良かったかなと思います。今日の感じであれば、多少馬場が悪くても期待できそうです」と手応えをつかんだ様子だった。

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