18年目で悲願のG1タイトルをゲットした鞍上にSNSでは歓喜の声に溢れている。28日に行われたスプリンターズS(中山競馬場・芝1200メートル)を制したのは、11番人気と低評価だったウインカーネリアン(牡8歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)。
三浦皇成騎手を背に大外枠から好スタートを切って果敢に先行したウインカーネリアン。最初の3ハロン33秒7のペースを2番手で追走した。直線に向いてからは逃げた武豊騎手のジューンブレアと一騎打ち。たたき合いを頭差で制し、人馬ともに念願のタイトルを手にした。レース後には「コーセイ」コールが起こるなど、スタンドからG1初制覇への祝福を受けた。
三浦皇成騎手にとってJRA・G1は127回目の挑戦でようやくつかんだタイトルだった。1年目(2008年)には武豊騎手の持つ新人年間最多勝記録(69勝)を更新する91勝をマーク。2014年にはディアドムスで全日本2歳優駿を制し、Jpn1初勝利を飾ったが、JRA・G1は同年の安田記念(グランプリボス)とNHKマイルC(タガノブルグ)でともに2着と悲願のタイトルまであと一歩だった。
三浦皇成騎手のJRA・G1初制覇にSNSでは「18年積み重ねた苦労がようやく報われましたね」「本当に…おめでとうございます」「これは当たり外れ別にして感動の瞬間だった」「ウインカーネリアンで初G1は泣ける」「やったな!」「泣きそう」「ここで勝つのかいと驚いたけど」「苦労したな、人気薄もってくるなや!」「G1初制覇に歓声と拍手が起こった!」「さすがに大泣き」「長かった、長かったよ」「大号泣やないか」「熱すぎるレースで感動した」などのコメントが寄せられている。