◆第59回スプリンターズS・G1(9月28日、中山競馬場・芝1200メートル、良)

 秋G1の開幕を告げる電撃6ハロン戦に16頭が出走し、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した2番人気のナムラクレア(牝6歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)は3着だった。10度目のG1挑戦も初勝利はならず。

同馬はスプリンターズSには4年連続の挑戦で、22年5着、23年3着、24年3着。高松宮記念では今年まで3年連続2着と好勝負を続けてきた。前走の函館スプリントSでは故障馬のあおりを受け、8着に敗れていた。

 1着は11番人気のウインカーネリアン(牡8歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)で三浦皇成騎手はJRA・G1・127回目の騎乗で初勝利となった。勝ちタイムは1分6秒9。7番人気のジューンブレア(武豊騎手)が2着だった。

 ルメール騎手(ナムラクレア=3着)「いいスタートを切って、好きなポジションを取れました。サトノレーヴの後ろでちょうどいい感じでした。最後は外に出してから、いつも通りの脚を使ってくれました。前の馬がマイペースで行っていて、その2頭が直線で抜けてしまっていたので、追いつけませんでした。届かなかったけど、今日は本当のナムラクレアでした」

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