レンジャーズは29日(日本時間30日)、ブルース・ボウチー監督(70)の退任を発表した。アドバイザーとして球団に残るフロントでの役職が提示されているという。
ボウチー氏は、パドレス、ジャイアンツ、レンジャーズと、異なる3球団でリーグ優勝決定シリーズ制覇に導いた史上初の監督。現役では最多となる2252勝を誇る名将だ。米大リーグ公式サイトによれば、ボウチー監督は「今年は進出できると信じていたので、全員が期待に届かなかったと感じていると思います。実際に届きませんでした。だから、期待を下回ったということです」とコメント。後任候補としては、元マーリンズ監督で23年にはナ・リーグの最優秀監督賞にも選ばれたスキップ・シューメーカー氏(45)の名前を挙げた。
ア・リーグ西地区のレンジャーズは今季は81勝81敗で3位に終わり、プレーオフ進出を逃していた。