11月に行われる「東京2025デフリンピック」で卓球女子日本代表の亀沢理穂が、30日の巨人対中日戦(東京ドーム)でセレモニアルピッチに登場した。ワンバウンド投球で大役を終え「思ったよりも(投球が)右に行かなかったので、自分的にはよかったかなと思います」と胸をなで下ろした。
デフリンピックは聴覚障害を持つ人々の国際スポーツ大会で、25年で100周年を迎える。亀沢は「DEAFLYMPICS」の背ネームに背番号100のユニホームに袖を通し「たくさんの人たちの前でデフリンピックという名前を呼んでいただいて、とても光栄でした。(出場が)5回目ですけど、まだ金メダルをとったことがない。金メダルをとってから『あの始球式をしたのは私だよ』と言いたいです」と語った。