阪神・佐藤輝明内野手(26)が30日、今季限りで現役引退する原口へささげる40発&100打点を誓った。「本当に寂しいですよね。

お手本というか、中心になってやっていただいた選手。めちゃくちゃ練習するし、準備とかそういう部分では本当に一番の選手なんじゃないかなと思います」と感慨深げに言葉を紡いだ。

 入団時からお世話になった7歳上の先輩。思い返すのは熱く泥くさい姿勢だ。「本当に研究熱心。僕に質問をしてくれたり、最後まで成長しようとしてる人」。その魂を継承していく立場であることも自覚している。「また、自分たちがそういうふうになっていければなと思います」と力強く語った。

 今季最終戦となる2日のヤクルト戦(甲子園)は原口の引退セレモニーが行われる一戦。花を添える一発が期待される。39本塁打&99打点はともにリーグトップ。ともに大台まで残り1だが「あんまり言わないで…(笑)。

いつも通りできたらいいかなと思います」と意気込んだ。過度に意識はしないが、豪快なアーチこそが最高のはなむけになる。(直川 響)

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